「ちりとちん」は先週師匠(渡瀬恒彦)が亡くなって、こちらも一段落しようかと思っていたのですが、やはり印象に残った部分は書きたくなるもののようです。
昨日の告別式(?)については、やはり不謹慎とか落語家だから楽しくていいのじゃないかという意見が交わされたようです。
私は不謹慎とは感じませんでした。
最初は小次郎(京本政樹)の行動を鬱陶しく感じたものですが、宝くじが当たっているかも知れないとわかってからのみんなの言動が面白かったですね。
昨日のシーンにはたくさんの落語のネタが詰まっていたようで、それがわかればより楽しかったのではないかと思い、悔しかったものです。
「ちりとてちん」は、年配の人や従来の朝ドラファンには不人気なのじゃないかという意見がありますが、全部が全部じゃないと思っています。
私なども観ているわけですし・・・。
きょうは、弟子希望者の面接(?)シーンなど、今までの弟子たちのやり取りに戻ったようで楽しかったですね。
ただ、四草(加藤虎ノ介)が稽古場で、(その時点ではわからないけれど)隣の師匠の部屋の遺影に向かって「算段の平兵衛」の稽古をしているシーンにはジーンと来ました。
そこへ草原(桂吉弥)がやって来てしんみり師匠の話などになります。
師匠の遺影を見つめる二人を師匠の部屋側から撮影したシーンにはドキリとさせられました。
ちょっと暗い師匠の部屋のふすまで右側、畳で下を切り取って、左上の四角い画面の中に明るい障子を背にしてこちらを向いている二人。
そのまま静止したような二人の姿は、まるで小津安二郎監督の映画を観ているような気がしました。
ところで「算段の平兵衛」について、あるサイトで
"ヒッチコック監督は落語が好きで、1人の死人を巡って村人たちが右往左往する「ハリーの災難」は「算段の平兵衛」に影響を受けた"とあったので興味を持って読んでみたら、最後に"まったくの嘘です"とありました。
面白そうなので、内容を調べてみたくなりました。
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