製作:1998年/韓国
監督:ホ・ジノ
脚本:ホ・ジノ オ・スンウク シン・ドンファン
撮影:ユ・ヨンギル
音楽:チョ・ソンウ
出演:ハン・ソッキュ シム・ウナ シン・グ オ・ジヘ リ・ハンイ チョン・ミソン コン・ヘオン
【解説・ストーリー】
不治の病を抱えた写真館の青年と彼に想いを寄せる駐車違反取り締まり員の女性のさわやかで切ないラブ・ストーリー。
監督・脚本は本作が長編デビュー作の新鋭ホ・ジノ。
撮影は「ホワイト・バッジ」など、本国で80本以上の映画を撮影したユ・ヨンギルで、本作が遺作となった。
出演は韓国の実力派人気スター、ハン・ソッキュ、モデル出身で本作で長編映画デビューを果たした新人シム・ウナほか。
父親の跡を継いでソウルで小さな写真館を経営している主人公ジョンウォン(ハン・ソッキュ)は不治の病を抱えている。
余命が限られているのだが、そんな状況でも写真館の仕事ややもめの父親との家事をこなし、笑顔を絶やさず穏やかな毎日を送っている。
ある夏の日、駐車違反取り締まり員のタリム(シム・ウナ)が違反車の写真を拡大して欲しい、とやってくる。
その日からふたりはほとんど毎日のように町中で偶然、もしくは写真館にタリムがやって来るという形で会うようになる。
季節が夏から秋へと変わり、遊園地で初めてデートをしたのを最後に、ジョンウォンは写真館から姿を消す。
【ちょっと一言】
父親にテレビ番組の録画の仕方を教えるけれどもなかなか覚えてもらえず、つい腹を立ててしまうシーン。
喫茶店の中からタリムの姿を観ていて、思わずガラスに添えた手の哀しさ・・・。
そして、投函されなかった手紙・・・。
淡々として、切ないけれども、清々しさが残る映画です。
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